73タロー::よかったこと

最後にこの73タローで良かった点を挙げて気持ちのいい締めにしようと思う。
まず最初に、xyzのように、オープンな場で全員が一日クイズできるイベントを成功させたことだ。
勝ち抜け形式では一部のベテランがクイズ参加権を独占してしまい、大半の人は見学になる。
結果的に不特定多数の人が参加する例会といったイメージだが、
参加者の多くが満腹感を感じて帰路につくことができたはずだ。
次に兼任スタッフ制の導入である。
スタッフ業務を分担することで一人の仕事を軽減することができる。
参加者を利用し、スタッフ業務に関わる人間を大幅に増やせたことは大きい。
特にこれは、問題作成を参加者で分担できたことに大きな意義がある。
このことはこんな相乗効果をもたらしている。
それは、普段触れることのない問題形式や出題傾向に触れることができたということである。
問題に独特の特徴がある問題は、
普段そのような問題が出題されるサークルに参加しなければ触れる機会がない。
それをこのような形で触れることができたのは、思わぬ収穫だろう。
水曜どうでしょう」や「声優」といったマニアックなジャンルの問題も、
このような機会がなければ一生触れることの無かった人も少なくないはずである。
このように、多少の実験的要素はあるものの、
73タローは今までにない新たな試みに成功したことが多い。
他に類を見ないイベントの存在意義は大きかったように思う。