DHA THE GRAND FINALE

毎年恒例の名人企画。今回はその最終回ということで自然に気合いが入る。
そもそも名人は、自分が高校の卓球部時代にダブルスを組んでいた相方でもあり、
一浪して大学合格が決まった瞬間にサークルに強制入会させた仲でもあるので、
今日は他のどんな予定を蹴ってでも参加する義務があるといっても過言ではない。
なんかマンション管理士検定試験があるとかないとかで教室が使えないので、
ペーパーだけ理工学ゾーンで、その後は部室で大会をすることに。
今回も全てのラウンドで1問の正解誤答でDPが変動し、抜け順とかそういった概念がない。
ペーパー。普通の一問一答に加えて、マジアカの線結びっぽいのと順番当て。そして語句説明。
一問一答は今までで一番クオリティが高い。なんていうか傾向をつかむのが無理。
GReeeeN」「柳沢伯夫」「牧田知丈」「プラグマティズム」「上海アリス幻楽団」「ケフィア
が同じペーパーで出題されるとは。「ケフィア」正答率高すぎ。
線結び。「カルノーサイクル」を図で見せられてもどれがどれだか。
順番当て。「アジャタ」ってどんなスポーツよ。
語句説明。前回はこれで点数を稼いだが、今回はさっぱり。
コントレックス」は辛うじて答えられたが、「クラシア」を間違えたのはすっげー恥ずかしい。
あと、「スカシカシパン」を勘だけで当てたきういは、気持ち悪いを通り越して人間じゃない。
2Rは過去のテーマクイズ*1からそのまま出題するというもの。
当然上級生有利なので、学年に応じて正解誤答の得点推移が大きく違う。自分は+1、0点で即トビ。*2
結局指が動かず、40問中1問正解しただけであとはランプも点かず。想定内とはいえ勝負弱い。
コース別は5コース中3コース参加。そして特に人数制限がない。さらに得点配分も違う。
参加1コース目の異次元クイズ。問題文がどことなくぎこちない。
というか同音異義語の振りを混ぜて出題される。*3
たぶん参加者中トップの成績で、割と満足のいく結果。
参加2コース目のアニメ・ゲームイントロミュートクイズ。音声のない映像を見て曲名を答える。
地蔵にならなかっただけましか。というか人数的にもここに入ったのは失敗だった。
参加3コース目のイラストボードクイズ。要するにビジュアルボード。
∞プチプチ」を外すも、「オリゼー」「ドアラ」「テルミン」などを正解し、思いの外高得点を獲得。
参加しなかったものは、「真・マニアックイントロクイズ」と「弾幕多答一答クイズ」。
前者は予想通りサビなら知ってるCMソングとかみっくみくとか出てた。
後者は誰しもが選んでおけばよかったと思ったはず。参加者はだいたい高得点を獲得。
唯一「県名と一致しない県庁所在地」でたった5人相手に止められたfujiyamaが痛い目を。*4
準決は「表裏一体クイズ」。ここでも正解誤答はダイレクトに素点に響く。特に誤答は痛すぎる。
15問後にトータル上位2人が決勝へ。さらに15問後にトータル上位2人が決勝へ。
自分はこの時点で4位だったので、30問抜かれないことを意識して、問題のからくりを考えることに。
過去にもあった、「問題文が途中で分岐して別の答になる2セット」だと思ってたら、
「違う問題文だけど答は同じになる2セット」だった。臥龍は予想的中だったらしい。
結局企画そのものを打ち崩そうとしたのに、普通クイズで30問終えてトップ抜け。*5
決勝は実質通過クイズ。+10p以上持った単独首位の状態で連答すれば優勝。
しかもその時々の順位によって正解誤答の得点推移が大きく違うという。
下の方の順位はほとんど誤答ペナないに等しいのに、1位だと+1、リセットて。*6
結局優勝するためには得点全部を賭けて連答しなきゃならないのか。
最後の最後までゲームバランスの悪いルールなのは目をつぶって、ただ優勝だけを狙う。
相手は前回チャンピオンのきうい、現会長の鷺観屋、そして同期の臥龍。相手にとって不足なし。
いつもは準決に地雷がたくさんちりばめられて、決勝はいろいろとガチなんだが、
今回はペーパーにガチがいっちゃって、決勝に地雷がたくさん残ってる荒れ場。それでリセットて。
思うように手が出せず、さらに順位調節で牽制し合ってるのを横目に、大逃げを図る。
Q.トランプは1セット52枚ですが、花札は/…
Q.花札は1セット48枚ですが、タロットカードは/…
Q.タロットカードは1セット78枚ですが、uno、TSUBAKI/…
という最大の山場を越え、最初に+10pに到達。当然単独なので、連答すれば優勝。
ここで実質誤答ペナなしが止めに来ることが予想されるが、直後の
Q.元々は岩手県の農家で/…
で一発で決める。当初70問用意したと聞いて、それでも終わるか心配だったけど、杞憂に終わった。
今回はいつものような腸の捩れるような爆笑の問題はあまりなかったけど、
今回も名人らしい出題傾向で楽しませてくれた。
これで名人は思い残すこともないかどうかはわからないが、就職で大阪に旅立つという。
もう名人は数ある趣味の一つとしてもクイズを「する」ことはないだろう。
そんな名人の最後の企画を、他の誰よりもつきあいの長い自分が勝利できたことが何より嬉しい。


と、いつになく持ち上げてみた。
実際うちのサークルが誇る企画者なのに、一番外に知られてないと思うのでこれを機に広めてみる。
サークルの他のどの企画も自分にとってはかなり重要なんで、
特に書かないからといって自分の中での位置づけが低いわけではないのであしからず。

*1:毎年6月頃にやっている1テーマにつき10問を出題するプチイベント

*2:もちろんこの+1はそのまま素点にプラスされる

*3:去年の過去問だと、Q.一口大に切った上田晋也と/…

*4:多答クイズの答を一つだけ書き、親が単独正解すれば高得点というもの。

*5:つまりは3位か

*6:しかも最大で正解+5