73タロー::マッチメイク(全体)

時間が押してしまったことやボリュームの問題を抜きにしても、
マッチメイクは今回評価を下げてしまうポイントがいくつか見受けられてしまった。
ただ、これはそのマッチメイクが悪かったことを指摘するものではないことを予め断っておく。
まずひとつは、マニアックなネタの問題を「マッチメイクだから出題できる」という地盤に対し、
通常セットでもマニアックなネタの問題が出題されてしまったことがあげられる。
結果的にマッチメイクのインパクトが下がってしまったのではないだろうか。
もう一つ、マッチメイカーの手腕に大きな差が出てしまったことがあげられる。
「難問長文」をマッチメイクした久栗さんが、圧倒的に見せ方がうまく、
どうしても他のセットがすべてかすんで見えてしまった。
その分「難問長文」は大きな感動を呼び、
熾烈なデッドヒートが人気を集めた「中学生オブザイヤー」に次ぐ2位を獲得するに至ったのだと思う。